地球へ...22～よかったね、マッカ。

　今回のマッカの死の場面が原作でも一番好きなエピソードなんっスよ。だから、かなり、冷や冷やしながら、見てたのだが。。。

うん、まぁ、よかったんじゃない？　シチュエーションは随分、原作と変わってるけど。劇場版のときは、マッカの声が薬師丸ひろ子ってだけで、見る前から萎えてたからな。

　まず、トォニィに襲われ絶体絶命の場面で、キースがマッカの名を呼ぼうとしたところがよかった。

　それに応えてマッカが覚醒するってのも、原作とはだいぶ違うけど、ありなんじゃないかと。

　瀕死状態のキースの姿を見て、マッカの力がさらに暴走。

ヤツは人間だ！　僕たちの敵なんだぞ！

　まぁ、トォニィの言い分ももっともなんだが。マッカの場合、事情が事情だけにね。。。

　自らが盾になって、トォニィ渾身の一撃からキースをかばうマッカ。

　

な、なんで、お前が。。。出てくんだよ。

　このあと、ミューを殺したことを深く悔やむトォニィの姿が、凄く新鮮だった。アニメオリジナルに拍手！

　
　サムやシロエは死神？　それとも、天使？

キース、捕まえましたよ。

マッカ。

　
僕があなたを死なせない。

　キースを死の淵から引き戻すため、キースを掴んだマッカの手が、涙を誘うなぁ。

マッカ！
マッカ！

　
マッカぁぁぁ！

　

悲しんでくれた。。。キース。

　このセリフも多分、アニメ・オリジナルだよね。なるほど。前半のサムの死のエピソードに掛けたわけか。なかなか、うまいじゃん。

　深い悲しみを隠すかのように、

後始末をしておけ。

と言い残して去るキースの背中が、ほんと、泣ける。

　
　原作では、このあと、キースとすれ違ったジョミーが

トォニィが早まったことをした

と謝る場面（心理的ゆさぶりという気がしなくもない）があるが、アニメではどうだろ。。。スルーされちゃうかな。

　
地球へ... section22「暮れる命」