DTB22~黒猫の契約者2
また、やるんか?
ちなみに、前回の「DARKER THAN BLACK CAT-黒猫の契約者-」は、こちら。
あれ? 俺、そういやぁ、あのとき、アンバーとかいう女に会って。。。それからどうしたんだっけ? だいたい、ここ、どこだよ。
お目覚めかい、猫ちゃん?
なんだ、こいつ? なんで、裸なんだ。言っとくが、俺はそういう趣味はないぞっ!
ああ、ビビったぁぁ。ここは、やつらのアジトか。こういうときは、何食わぬ顔でトンズラするに限る。
俺は契約者だ。理由あって、今は猫だ。しかし、現状に対する合理的判断はくだせる。敵の只中にいる俺。。。最善の策はこれだ。
にゃぁぁおっ!
。。。なんて策がやつらに通じるはずもなく、俺はいま、針のむしろ状態だ。いや、まぁ、若い姉ちゃんの膝に抱かれるってのも、悪い気はしないがな。
好きな食べ物は?
りんご。
奇遇だなぁ。私もだ。
ウソばっかり。
お互い様だろ。
ぎくぅぅ。こりゃ、やばいぞ。どうしたらいい。変な親父まで入ってくるし。
仲間じゃねぇよ。
ぎくぅぅ。やっぱ、バレてた?
私の研究は極めて単純だ。成功すれば、契約者はみんな、この星から消える。
そこから漏れ出すランセルノプト。。。
なに言ってんだ、こいつ。さっぱり、話が見えん。わかるように話せよ。アンバーって女のほうも「未来を見てきた」なんて言ってやがるし。
ひぃぃぃ。なんてこと言い出すんだ、この女。まぁ、
我々だって、死を宣告されたようなものだ
がな。。。
契約者は合理的な生きものだ。死ぬとわかっていて、飛び込んでくるようなバカなやつらはいない。。。少なくとも、俺ならそうする。
しかし、ヘイとエルフ野郎の戦いが始まった途端、俺はあるものに目を奪わて、戦いどころではなくなっちまった。
いやぁ、いいケツしてんなぁ。たまらんぜ。ヘイは何やら、アンバーと修羅場を演じてるようだが、俺は目の保養、目の保養っと。
あとはよろしく頼むよ、猫ちゃん。
。。って、をいぃ。俺にどうしろと?(ハッ!) 裸の姉ちゃんは?
いないじゃねぇか。ったく。
。。っと、お前まで来てやがったのか、ホァン。みんな、一体、どうしちまったんだよ。
まあ、助けてくれて、ありがとな。
最近、ヤツは変だぞ。それとも、これも、テコ入れの一環なのか?
それより、何だ? 急用って。
ほんとか、ホァン?
あの露出狂が。。。アンバーの予告通りじゃねぇか。
あの男、死ぬことがわかっていて。。。
どうやら、俺が生き残ったことには理由があるらしい。ソシキは俺たち契約者すべてをこの世から消し去るつもりだ。アンバーたちはそれに抗ってる。
違うっ!
違わねぇよ。お前は認めたくないだろうがな。
おっ、こいつら、いいムードじゃねぇか。うらやましいね。
それにしても、
なんなんだよ、一体?
ホァンが視聴者の気持ち、代弁してくれたよ。しかも、次回は過去話か。このままじゃ、話がまとまらないまま、「灼眼のシャナⅡ」が始まっちまうぞ。
DARKER THAN BLACK-黒の契約者- 第22話「粛正の街は涙に濡れて…後編」
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