二ノ宮くん12…ご愁傷さま、二ノ宮くん。
何が哀しくて、この作画崩壊アニメを毎週、睡魔と戦いつつ(テレビ神奈川は土曜深夜3時半から)、見続けたかと言えば、保坂(宮田)腹黒ヴォイスと裏お譲(沢城)低音ヴォイスを聞きたいがため。そういう意味では、最終回は十分、堪能。
ニコニコしながら、峻護を叩きのめす保坂(第1巻でその強さを見せ付けた原作と違い、アニメ版では初の実力発揮)もいいが、
あんなにきみを慕っているお嬢さまを置いて? すべてを思い出したんだよね。なのに、どうしてきみは十年前と同じことを繰り返そうとする? 僕にはわからないな。
くぅぅぅ。この腹黒ヴォイス、堪まんねぇ。
ダメです。取り消しは効かないって、そう言いましたよね。
お嬢の言うことにも聞く耳持たないとは、黒い、黒いぜぇぇ、保坂。
さぁ、行くよ、二ノ宮くん。
先日、「保坂×二ノ宮」という検索ワードで当ブログへお越しになった方がいたが、きっと、そんな、「保峻」萌えな方は今ごろ、悲鳴をあげて、悶えていることだろう(私は断じて違う、と言っておこう。。汗)。
でも、こんな汚れ仕事、しのぶには任せられないもんね。
保坂、お前ってヤツは。。。(涙)。とりあえず、ちょっとツンデレ入ったしのぶが側にいてくれて、よかったね。
ところで、本筋の方だが。。。
まずは、ちび峻護が記憶を失う場面。おぉぉっ! "Sleeping Beauty"でキタか?! うまいっ! そうでもこじつけないと、いくら今とは性格が違うとは言え、ちび峻護が自らキスなんてするわけないもんなぁ。原作と違う点は、この場面をお嬢に見られたこと。アニメ版では、このせいで、お譲は二重人格になったことに。原作ではお譲が何故、二重人格なのかは明かされてないけど、これはこれで、わかりやすくていいかも。
でもって、最後は「気合いを入れて差し上げた」とかいうお題目で峻護にキスしたお嬢が、さらに、真由にもキス(事故)することで、峻護と真由の間接キス(精気の受け渡し)が成立。その程度の精気で元に戻るんだったら、苦労はねぇよ。アニメ版では、真由は精気を吸収できないという設定ではないようだな。
さすがは鬼ノ宮ってところやな。
でも、二ノ宮はんが「神精」やとすると、他の十氏族が黙っとりまへんで。
サイボーグ00なんたらと化した奥城兄妹のセリフからすると、「二期」もアリ?!
最後に、
ご愁傷さま、二ノ宮くん。
ご愁傷さま二ノ宮くん 第12話「歩き出そうよ」
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